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so goodな毎日のつづき
by mizuki_n0314
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ショートショート:「い」色のない場所

誰とも一緒に行ったことがない場所がある。
何度もそこには行っているけれど、いつも一人で行く。
交通アクセスがあまり良くなくて、あまりめぼしい施設も少ないから敢えて誰かを誘う理由が見当たらなかったというのもある。

でも、ある時からそこへは必ず一人で行くようにしようと思うようになった。
思い出と場所って密接にイメージとして結ばれていて、恋人にしても、家族、友人、何となくその時だけ集まった仲間、そういった人たちとの思い出がそこにはあってその人への思いや当時の自分の気持ちに引っ張られたり、今と比べてしまったりする。
それはそれで懐かしむという大事な気持ちなので大切にしているのだが、一方で、誰との思い出もない、でもいつもそこにある場所というものが私にはけっこうありがたかったりする。

その場所には大学生の頃からごくたまに行っている。
広い広い公園なのだが、そこのベンチに座って思う事を文字に書き起こしたり、次こんなことしたいなって考えたり、ぶらぶら写真を撮ったり。

街を歩くと私にとっては全てにしるしや色が付けられているように思う。
誰々とここよく通ったなとか、この街はこういう街だな、とか。
でも私が行っているそこは埋め立て地で人もたくさん住んでいるのだがどこか無機質で変な場の情感やストーリーや意味が少ない。
そういうところで、場に押し付けられることなく自分に向き合えてリラックスできるところとして私はたまにそこに行きたくなる。

色のない場所、しるしや色や意味を窮屈に感じることのある私にはいい場所なのかもしれない。

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by mizuki_n0314 | 2013-06-27 03:34 | short short story

益子焼の小皿

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先日に引き続き、Found MUJIで買ったお皿。
こちらは先日の九谷焼のお皿に比べて一回り大きな取り分け皿にちょうどいいサイズ。
これも盛るお料理を選ばないですね。

益子は栃木県にあり、実家からも近いので、小学校の頃陶芸体験に行ったりした覚えがあるのですが、その時は正直あまり興味がなかったので、記憶がぼんやりです(笑)。
それなので、私にとっては一応初益子焼になります。

益子焼の特徴はふだん使いできる器にこそ美しさがあるという「用の美」を追求していた作品が多いこと。
そのため、鉢や水瓶、土瓶などの日用道具も多く作られていたようです。
このお皿の黒釉薬は益子を代表する釉薬とのことで、表面をぶつぶつざらっとした加工にする(柚子肌と言うらしいです)ことによって、深みのある黒にしっとりとしたつやが生まれていますね。

これから食卓で大活躍してくれそうなお皿です。

Found MUJI 公式サイト
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by mizuki_n0314 | 2013-06-25 23:17 | goods

九谷焼の小皿

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青山のFound MUJIで買った九谷焼のお皿。
シンプルな和食にも洋食にも合う小皿が欲しいなーと思っていたところでちょうど見つけました。
実はこれ、九谷焼。

d0150688_1615142.jpg九谷焼って左の写真のような華やかで精緻な絵付けが特徴的で私はあまり好きではなかったのですが、私が購入したこれは絵付けの前のものを完成品として仕上げたものらしいです。
それなので、色は縁取りだけであとはまっさらで透明感のある白。
九谷焼では通常生地生産と絵付けの行程を分業制で行い、華やかな絵柄を活かすために生地の質や形状も様々に発展して行ったとのこと。
蓮の葉のようでもたんぽぽの花のようでもあるこの形も美しいです。
そして、絵付け前の素材っていう本来「素」の状態であるものだっていうところが私的萌えポイントです(笑)。

Found MUJIはその時々で異なるコンセプトで日本や世界のちょっと素敵な日用品や道具が揃っているのでギャラリーのような雑貨屋さんのような楽しみがあります。
青山の青学前を通られる方はぜひ足を運んでみて下さい。
そうそう、比較的お手頃価格ですよ。

Found MUJI 公式サイト
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by mizuki_n0314 | 2013-06-24 23:10 | goods

風花空心/湯川潮音・東野翠れん

d0150688_15905.jpgモデル、写真家として活躍している東野翠れんさんと、ミュージシャンの湯川潮音さんの写真詩集。

しばらく詩人業を生業としている人(私の中ではマジ詩人)の詩ばっかり読んでいたのですが、研ぎすまされている感はいいのですが、ちょっと疲れて来て、一時詩人じゃない人の詩を好んで読んでいた時期がありました。
写真家の佐内正史さんとか、文筆家で編集者の服部みれいさんとか。
マジ詩人の方々に比べていい感じに肩の力が抜けていて等身大で、勝負してない感がいいんですよね。
その中でも特にお気に入りになったのがこの本です。
でも、詩人じゃないとは侮るなかれ、モデルの傍らの写真だろうと侮るなかれ、何とも絶妙な存在感の本。

もともとJ-WAVEのウェブサイトで始まったブログだったこの作品。
ブログは見ていないので分かりませんが、きっとこの本の作り方、正解!だと思います。
見開き1〜3ページに数枚の写真と詩、それに日付とタイトル、という構成なのですが、詩の文字の配置がとっても自由で、まっすぐ縦書きで間隔は均等、というものではなく、文字が1字ずつぐるぐるしていたり、ばらばらだったり、かと思えばお行儀よく並んでいたり。
それがつかず離れずの距離で詩の内容と写真に対して存在していて、とっても心地よいのです。

湯川潮音さんの音楽が好きなので、あまり心配はしていなかったのですが、詩も(私女子の自分に酔ってる感のポエトリーで余計な余韻を残す感じ苦手なのですが)、表現こそドリーミーな女子っぽくも、よく自分の中に取り込んで考えると瞬間の事実や普遍的なことをさらっと言いのけていたり。
写真はすごく紙質に合っていて全体的にぼんやりしているのがハマっています。

中身はこんな感じ。
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ずっしり来る本の合間の箸休めや夜の寝入りのおともにオススメの本です。

風花空心/湯川潮音・東野翠れん Amazon.co.jp
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by mizuki_n0314 | 2013-06-24 00:51 | book

ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸/ベン・シャーン

d0150688_21125217.jpgベン・シャーンは数少ない私の好きな画家の一人。
美大時代に私の作品を見た先生から「きっと好きだと思う」と勧められて一気にハマりました。(先生ありがとうございます!)
どこが好きかと言えば、線のざらっとした手触りのようなアンバランスな感じと、少し沈んだ色調ももちろんなのですが、やっぱりモチーフが好きです。
ベン・シャーンはユダヤ系移民としてアメリカに幼い頃に渡り、以降アメリカで作家活動をしてきました。
彼は貧しい労働者また失業者など市井の人々に眼差しを向け、戦争や差別を始めとする社会的なテーマを扱う事も多く、この本もその一つです。

この第五福竜丸事件というのは、1954年アメリカ軍のビキニ環礁における水素爆弾実験によって発生した多量の放射性降下物(いわゆる死の灰)を日本の遠洋マグロ漁船が浴び、半年後無線長だった男性が死亡したというものです。(ちなみにマグロ漁船が当時いた場所は米軍が定めた危険区域外)
その水爆の爆発力は広島の原爆の1000倍を越え、きのこ雲は35メートルの上空まで昇り、放射能雨は日本にまで降り注いだとのこと。

この本には、船がマグロ漁に出るところから、被爆、その後2週間かけて日本に帰るまで船員たちの身体に起きたこと、そして無線長の男性が家族を残して亡くなるまでのことがベン・シャーンの絵とともに淡々と綴られていきます。
その揺らぐ線が先に訪れる悲しみを予感させるようで胸の締め付けられる作品です。
でも、情感に訴えるのではなく、事実をありのままにでも切実に伝えている絵と文のバランスが素晴らしいです。

最後の文です。

---

わすれたころに
またドドドーン!
みんなの 家に
放射能の 雨が降る。

どうして わすれられようか。
畑は おぼえている。

波も
うちよせて
おぼえている。

ひとびとも
わすれやしない。

---

ずっと気になっていたのですが、最近買った本なので、帯にはこうありました。
「この物語が忘れられるのをじっと待っている人たちがいる。」
前までは「祝・日本絵本賞」だったようです。
今読まれるべくして本屋さんに並んでいるのが皮肉なことですね。

そういえば、ふとロバート・キャパの「戦場カメラマンの一番の願いは失業することだ」という言葉を思い出しました。

ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸/絵:ベン・シャーン 構成・文:アーサー・ビナード
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by mizuki_n0314 | 2013-06-23 23:07 | book

INORI (Extended Mix)/サカナクション



INORIのアナログ版がリリースされるのに合わせてINORIのPVがアップされました!
実はアルバム「sakanaction」の爆音試聴会(リリースパーティー)で、INORIのPVを撮るということで、何テイクもしたのですがー。
1テイク目はお客さんが縦ノリムードになってしまい、「もっと自由に自分のダンスを踊って!」ということでもう1回。
2テイク目は今度はみんな横ノリかつアツすぎる変な盛り上がりで微妙。
でも、時間もないので、ラップトップの前にメンバーが並んでの撮影は以上。

そして、試聴会も終盤、一晩いろんな方のDJで散々踊ったり飲んだりして、フロアはすっごく自由でハッピーなグルーヴに。
「今撮ればいいのにねー」と一緒に行った妹と話していた時、INORIが。
「みんなもう一度INORI撮っちゃうよー!」と山口さん。
「うおー!!」と盛り上がるフロア。適度に余裕があるので好きに踊れる。
これは最高の映像になるでしょう!と思ったら(たしか)ダフトパンクと繋いであったり、泥酔状態の山口さんがDJブースに上ってとっても上機嫌で本当に「本能で踊ってー」って感じで踊っていたので、「これはお蔵入りかねー。山口さんのパブリックイメージ的にも、ねえ」と話していたのですが、ヤバい感じのところはカットされて(笑)、でも熱は伝わる状態ですごくステキな映像に仕上がっています(さすが!)。

ぜひチェックしてみて下さい。
(私は確認した範囲では映っていませんが、この場にはいました!)
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by mizuki_n0314 | 2013-06-21 23:17 | music

つくることばいきることば/永井一正

d0150688_295281.jpgグラフィックデザイナー永井一正さんの銅版画と言葉の本。
何かのために誰かのためにのデザインではなくて、永井さんご自身の身体から湧き出て来たものを紙に乗せた背筋の伸びる一冊です。

銅版画は現実に存在するものしないもの、動物であるもの植物であるもの人間であるもの、その境界がゆるやかに融合していて何とも不思議で自由な生き物たちが静かにそこに居ます。
そして、そこに添えられた言葉も秀逸。

---

世の中全てが明るくなり、
闇への畏れが消えつつある。
平坦な中から芸術は生まれない。

綺麗に咲く花を美しいと感じる心。
もし美を基本とした秩序が生まれたら
美しい社会になるだろう。

よくできたと思っても、
すぐ過去になる。
過去のものには頼りたくない。

上手く書いてやろう、という思いは雑念になる。

---

生命を授かって生きて、何かを作り出す活動をするという点で、永井さんのような表現者の方も私たちのような他の仕事で働く人も共通するものはあると思います。

特に、一番最後の言葉「上手く書いてやろう、という思いは雑念になる。」というものに関しては、私も日々仕事をしたり、自分自身が人と向き合ったり、何かをアクションを起こすことに対して、上手くやろう、首尾よくやろう、効率よくやろうという思いは削ぎ落していった方が結局は美しく喜ばれるものに昇華させることができるなと感じています。

うーん、何度か繰り返し読んでもその日の気持ちや状況によっていろんな読み方のできる素晴らしい本だと思いました。

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by mizuki_n0314 | 2013-06-21 00:03 | book

I'm yours!/坂本美雨



坂本美雨ちゃんの愛のアルバム。
美雨ちゃんはこのアルバムのインタビューで、「このアルバムは、あなたのことが好き!(あなたとは実在する男性です)ということが言いたかったの。」と言っていました。
そう、なかなかそう公言するケースは珍しい、シンプルに美雨ちゃんの恋心や愛する心をピュアに歌にした作品です。
試聴していただければ分かるのですが、美雨ちゃんの声ってホントよどみなくて高音もキレイに出て伸びやかで艶っぽくて、ライブに行ってご本人を前にするとそのふんわりとした女神のような笑顔と音楽を楽しんでいるという幸せオーラと指先まで優雅なそのふるまいに同性同い年の私も引き込まれてしまいます。

私はCoccoのような痛いくらいの人間の奥底から情念としてわき上がって来る歌も好きなのですが、聴く時のメンタルを選ぶんですよね。
でも、美雨ちゃんの曲は穏やかで、でも、きれいごとじゃなくって、ピュアで、聴くと女性に生まれてよかったなーとかほんわか浄化された気分になるんです。
そういうアーティストってホント希有。

そしてこの「I'm yours!」を聴くと、恋するって結果はどうであれ、ただ相手のことが好きで、一緒にいたいって思ったり、守ってあげたいって思ったり、そわそわしたり、今までの世界が全然違って見えたり、もうそれだけで掛け値なしに素晴らしいことだなって。

ちなみに美雨ちゃんもこのアルバムを発表した当時は片思いだったらしいですよ。
インタビュアーさんちょっとびっくりしていましたけど(笑)。
それくらい恋をしている自分に自信を持っている美雨ちゃん、ホント素敵です。
天使?女神?のハッピーに溢れたこのアルバム、必聴です!

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I'm yours!/坂本美雨インタビュー ナタリー
(いろいろしっかり考えて感じてるんだけど、アウトプットがちょっとあっけらかんとしている美雨ちゃんがまたステキ)
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by mizuki_n0314 | 2013-06-19 01:20 | music

小休止

最近けっこうショートショートの投稿が多かったわけですが、だんだん想像が膨らみ創造に繋がるようになってきました。
が、写真は今まではストックの中から全て探していたのですが、とうとう書きたい文章とストック写真が合わないようになってきました。
ということで、ショートショートはちょっとペースを落として、その分写真を撮りおろして来たいと思います。
久々のカメラ小僧です。
今を生きる今の私の感覚で撮った写真がどうなるか楽しみです。
ホントはマニュアルの一眼レフ、50ミリの明るい単レンズが一番好きなのですが、仕事をしている身、いつもそんな重い物を持ち歩くわけに行かず、コンパクトデジカメで。
いつか、マニュアルの一眼レフ、ポジフィルム一発勝負に戻って写真と付き合いたいですけどね。

ということで、その分、また読んだ本のレビューや聴いた音楽のオススメ、あと日常で手に入れたステキなモノ、イベントの共有などさせていただければと思います。

目標、1日1オススメ。
そうとう貯めているのでストックありますよー(笑)。
twitterとかフォローして下さっている方はかぶるところとかあると思うのですが、そこはご容赦を。

では、早速今夜は音楽のご紹介。
どうぞ!
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by mizuki_n0314 | 2013-06-19 00:05 | days

ショートショート:「へ」平和

平和ってネコのお昼寝のことを言うんだと思う。
ネコが日だまりで寝ていたかつて9人が暮らした家。
今は時間を止めたい。

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by mizuki_n0314 | 2013-06-06 02:43 | short short story


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