久しぶりに2度も映画館で観てしまいました。私の最も敬愛する映画監督のガス・ヴァン・サントの最新作「永遠の僕たち」 両親を事故で亡くし、自身も臨死体験をした少年イーノック、葬式巡りを日課とする彼の前に現れた余命3ヶ月の少女アナベルの物語。 そこに、イーノックにしか見えない死の世界から来た日本人特攻兵ヒロシも加わった3人の日々が綴られていく。 そして、訪れた別れの時。 何気なく、でも詩的な会話を紡ぐことで、また、みずみずしい少年少女2人のキラキラした瞳、その瞳にさす憂いを描く事でストーリーは進んで行きます。 今までたくさん映画を観てきてすごく思うのですが、少年少女の頃のほんのわずかな時期にしか見られないきらめきってあると思います。(「誰も知らない」の時の柳楽優弥くんとかまさに) 希望に満ちていて、でも不安もあって、やみくもに何かを信じていて、でも世界にちょっと背を向けていて、愛されたくて、でも臆病で、それでも命がきらめいている、それがストレートに表情に佇まいに出ている、そんな瞬間。 ガス・ヴァン・サントはそんな瞬間を撮らせたら右に出る者はいないのではないかと思っています。 そして、私は少年少女のそんな瞬間がとても愛しく大好きです。 この映画では全編に渡ってそんな瞬間の連続で、主演の2人の表情に釘付けになってしまいます。 それにしてもガス・ヴァン・サントはその役にぴったりな少年を見つけてくるのが本当に上手いし、その力を引き出すのも上手いですね。 ラストデイズ、ジェリー、パラノイドパーク、エレファント、そして永遠の僕たちのヘンリー・ホッパー。 デニス・ホッパーの息子さんらしいのですが、キリッと前を見据えていながらもどこか孤独な雰囲気が素敵な俳優さんです。 そして、この映画、ラストシーンがじんわり泣けます。 劇中で加瀬亮が恋人にしたためた手紙を朗読するシーンがあるのですが、これ、英語の文章を加瀬亮が日本語訳したそうですね。 美しい言葉選びで、この映画を何層も深みのあるものにしていると思います。 また、最後の最後に見せるヘンリー・ホッパーの表情に二度泣きです。 ファッションも、音楽も、言葉も、俳優さんも文句なしのこの映画、機会があればぜひ。 時間があれば繰り返し繰り返し観たいです。 ◆永遠の僕たち オフィシャルサイト 最近の夜のヘビーローテーション。高木正勝のAir's Noteです。 2006年のアルバムだからだいぶ前ですね。 でも、この方の音楽の素晴らしいところはいつまで経っても全く古びることなく、常に心の奥底までしみ込んでくる清らかさと新鮮さがあるところです。 このAir's Noteは制作ののほとんどを京都にある自宅で行っていて、朝などに近所の森を散策してインスピレーションを得た作品も多く含まれているということもあり、音もどこかオーガニックで、ほっと温かく、聴いていると切なくなることなく心を少しずつ少しずつ癒してくれるような気がします。 特に私が好きなのはCrystallizedという曲で、電子音のように聴こえる音も全てピアノの音から作ったそうです。複雑に重なり合う音の雨がとても心地よい曲です。 ◆Air's Note/高木正勝 Sony Music(ここで試聴できます) 先の大和ハウスのCMを検索していて見つけたCM。 サントリーオールドのCM。 そういえば、すごく好きでした。 伊藤歩さん扮する娘とその彼氏加瀬亮さんがお父さん(國村準さん)に挨拶に行く。 「お嬢さんと結婚…」と言う彼氏の言葉を遮って席を立ったお父さんは台所で棚からウイスキーグラスを出す。 そこで一言「残念だな。嫌な奴だったら一発殴れたのにな」 不器用だけど愛情にあふれたお父さんの人柄がぐっと胸に迫ります。 私の父は7年前に亡くなりました。 このCMに出てくるお父さんそっくりのぶっきらぼうだけど子供と母を深い愛情で包んでくれていた父でした。 そして私は、結婚の挨拶に実家に彼氏が来て、強面の父にビビリつつ「結婚させてください」と言い、父がふて腐れつつ「よろしく」と言うその瞬間を、結婚式で父と手を組んでバージンロードを歩き、海外に行った事のない母と自営業で忙しい父と娘3人と旦那さんの家族とで海外旅行をするのがひそかな夢でした。 今となってはどれも叶わないのですが、式ごととか形式的なことがあまり好きでなかったり、出不精で実家のダイニングのテレビの前にずっと座って黙っていた父も、これは喜んでくれるのではないかなと思っていました。 そうそう、父が亡くなる直前、夜中に電話で交わした会話で忘れられないものがあります。 父は肝硬変で倒れて1週間で亡くなったのですが、人は自分の最期が近いことをどこかで感じるのか、亡くなる少し前から夜中に用もないのに私に電話してくることが多くなりました。 その中の1本の電話。 ご飯はちゃんと食べてるかどうかの話になった時。 私は「ちゃんとご飯食べてるよ。それに私料理上手になったんだよ。今度実家に帰った時に作ってあげるよ。たぶんお母さんより上手だよ。」と言いました。 そこでちょっと考えた父は「そうか。料理が上手になったか。でも、お父さんはみーちゃんのご飯のほうが美味しいとは言えないな。お母さんは今までずっとお父さんのご飯を作ってきてくれているし、例えみーちゃんのほうが上手でもお母さんのご飯のほうが美味しいって言うな。」と言いました。 私は「そっか。そりゃそうだよね。」と言って何気なく流したのですが、父を思い返す時、必ずこの会話が頭の中を横切ります。 愛想が悪くて、口も悪くて、あまのじゃくな父でしたが、父は誰よりも母に感謝し、母を頼り、母を大事にしていたんだな、と。 冬の寒い夜、ボロい世田谷のアパートで電話越しに聞いた父の声を思い出します。 もう放送していないのですが、大和ハウスのCMがすごく好きです。 映画「ぐるりのこと」でも感じましたが、リリーさん演じる旦那さんの深い深い懐が素敵です。 エッセイや小説でも感じるけれど、自分が大事だと思う価値観を守り抜き、人に優しく、様々なものを受け入れているからこそ出てくるこの空気、歳を重ねた大人の男の哀愁と愛情を感じ、こんな大人がいるなら大人も悪くないなと思わせてくれます。 きっと深津絵里さん演じる奥さんが強気で言いたい放題言えるのもこの優しさに包まれて安心しているからこそなのではと想像してしまいます。 人を愛することって、一緒に生活していくことって、無条件にすべてをとりあえず受け入れ、何気ない毎日をただただ続けて行くことなのかな、と思います。 ちょっと話は逸れるけど、昔本木雅弘さんが結婚して家事について話をしていたインタビューで、「家庭の家事はすごく神聖なものだ。それは毎日同じことの繰り返しで、その中にこそ洗練があり、人はそのようなものの中でこそ人としての修行ができる」みたいなことを言っていたのが印象的でした。 でも、これって夫婦や家族についても言えるんじゃないかなと思います。 夫婦になったり、家族になったり、同棲でもいいのかな、とにかく生活をともにするということはいつしか同じ毎日の繰り返しになります。 相手に新鮮さもなくなり、いやなところが目に付き、こうじゃなければなもあると思います。 でも、そんな毎日を雑に生きたりせずに、そこにはまだまだ奥の深い世界があり、自分の知らない相手がいると思い、一緒に一歩一歩歩みを進めていくこと、何気ない毎日をかけがえのない一日と思って過ごすこと、そんなことが大事なんだろうなと思います。 そうそう、このCMの最後、「そのかわり、俺より長生きしろよ」の台詞と、「おかえり!」のボディアタックに涙が出そうです。 ラジオと言えばJ-WAVEだったのですが、最近久しぶりにSHIBUYA-FMを聴いてハマっています。いわゆる渋谷のクラブシーンを彩る方々の番組が多く、それ以外の時間もあの界隈のカフェやクラブで耳にしてなじんだ曲が多く流れます。 そのセンス自体もすごく好きなのですが、クラブからちょっと遠ざかっている私としては懐かしく、重いドアを開ければいつもの熱気と見知った顔がたくさんいて「こんばんはー!」「よっ!」と声が交わされる、あのパワフルさとぬくもりを思い出しています。 クラブとかカフェってたくさんあるけど、どれも作品。 最低なところに行けばカッコつけてるだけで、お酒はまずいし、部外者寄せ付けないムードですごいイヤな感じだけど、本当にいいところに行けば、人と音楽のパワーで心をあったかくふくふくと満たしてくれて元気にしてくれる、そんな空間です。 もっと元気になったらクラブ復帰するかな。 そんな日を楽しみにして、今日もSHIBUYA-FMです。 ◆SHIBUYA-FM インターネットラジオで聴けます
たぶん大学生の頃、萩原朔太郎の随筆を読んでずっと記憶に残っているフレーズがあります。
旅に関して書いたもので、「旅は行こうと思った時にその半分は終わっている」というもの。 旅に行こうと思い立ち、清々しい気持ちになり、そこである様々な出会いに思いを巡らし、旅までの日々を旅を楽しみにして過ごすこと、それ自体がもう心の旅であり、旅の醍醐味の半分はそこにあるというもの。 私は特に旅好きではないし、何という題名の随筆か忘れたけど、何となくずっと心に残っています。 私の母は一昨年の12月に亡くなりました。 翌月の1月には母と娘3人で温泉旅行に行くことになっていました。 宿の候補をいくつかメールで送り、母に選んでもらい、妹たちに連絡を取って日程を決め、母と一番下の妹と私で実家でストーブにあたりながら夕食後にガイドブックを見てどこに行くか相談しました。 でも、母の旅はここまででした。 一番下の妹は「お母さん旅行楽しみにしていたのにね」と泣いていました。 でも、私は「お母さんは旅行を半分楽しんだんだと思うよ」とこの朔太郎の随筆の話をしました。 大した慰めにならないかもしれないけれど、一緒に半分は楽しめたと思いたい気持ちで。 そして、大きく解釈すると人の人生もこんな感じなのかなと思います。 何かやろうと思い立ち、何かが欲しいと思い立ち、心が動き、日々に張りができたり、キラキラしたり。 それを確実に実行すること、叶えることが全てではなく、半分はそこに向かって進んで行く日々の中にあると。 だから、常に心は自由に旅をできる身軽さと新鮮さをもって、毎日を、明日を楽しみに生きていきたい、そして死が訪れるならそんな穏やかな日常の中からふとさらって欲しいと。 そんな風に思います。 最後に、朔太郎・旅と言えばこの詩「旅上」。 東雲(しののめ)ってすごく好きな言葉です。 夜明け前に闇夜から朝日にかけて茜色にそまる空、よく病気の時、睡眠障害があり眠れずに朝まで起きていた時、実家の母の隣で、住んでいた部屋のリビングから、そんな空を見たものです。 辛い気持ちでも、少し心に光が射し、穏やかになる短い時間でした。 --- 旅上 ふらんすへ行きたしと思へども ふらんすはあまりに遠し せめては新しき背廣をきて きままなる旅にいでてみん。 汽車が山道をゆくとき みづいろの窓によりかかりて われひとりうれしきことをおもはむ 五月の朝のしののめ うら若草のもえいづる心まかせに。 --- ◆萩原朔太郎詩集 ちくま日本文学 先にご紹介した川内倫子さんのPHOTO ZINE「snowflake twelfth」内田也哉子さんの愛娘、12歳の伽羅さんをモデルに迎え、あふれる光に包まれた素敵な写真集です。 その写真そのものはZINEを見ていただくとして…この写真集の中ページに小さな冊子として「雪のひとひら」の一節がぽつりぽつりと挟まれています。 そのチョイスがホントに心に染みます。 「雪のひとひら」は雪が地上に舞い降りてから消える瞬間までの過程を、女性の一生になぞられえた短編。 ある寒い日、雪のひとひらが地上に舞いおりた時から「人生」という長い旅がはじまる。 伴侶となる雨のしずくとの出会い、4人の新たな命の誕生。幸福なときも試練のときも、彼女は愛する者のために生きた。やがて訪れた夫との永遠の別れ、子どもたちの門出。そして最期の瞬間。 雪のひとひらは自らの生の意味を深く悟る。 説教臭くもステレオタイプでもなく、優しく美しく表現されています。 一部だけここでご紹介。 (写真集の小冊子には英訳もあって一緒に単語を噛み締めるとさらにイメージが膨らみよいです。) --- 生まれてこのかた、この身の味わった よろこびの数々を、雪のひとひらは のこらずおぼえていました。 --- 宏大無辺の宇宙にあっては、この地球も ほんの小さな遊星でしかないのとおなじく、 雪のひとひらにしても、ついには海に行き着く 水たちのうちの、さまよえる一しずくに すぎないのでした。 --- もうすこしも、さびしいとは思いませんでした。 だれかがこちらを思っていてくれることが わかるとともに、なぐさめとよろこびが胸に わきおこり、雪のひとひらは、安んじて そのしあわせに身をゆだねたのです。 --- いかなる理由あって、この身はうまれ、 地上に送られ、よろこびかつ悲しみ ある時は幸いを、ある時は憂いを味わったりしたのか。 最後にはこうして涯しないわだつみの水面から太陽のもとへと 引き上げられて、無に帰すべきものを? --- 雪のひとひらは、ある寒い冬の日、地上を 何マイルも離れたはるか空の高みで 生まれました。 --- ◆snowflake twelfth/川内倫子(shelfにまだ在庫あるようです)
しばらく放置してしまったブログですが、ひっそりと再開しようと思います。
これまでは日常生活を何となく綴ってきましたが、これからはちょっと趣向を変えて行こうかなと考え中です。 長く闘ってきた病気もほぼ快復し、仕事も始めて1年経ちリズムができ、少し心にも時間にもゆとりができたのか、昔から好きだった写真集や詩集、読書や音楽など、心で感じるものに対する感度が戻ってきたように思い、それがすごく嬉しいです。 これからのブログでは、そんな心で感じる世界について、ちょこちょこ綴っていければいいなと思っています。 最近のヒットは川内倫子さんのPHOTO ZINE『SNOWFLAKE TWELFTH』 ポール・ギャリコの『雪のひとひら』をオマージュした写真集。 『雪のひとひら』ってだいぶ前に読んだきりなんだけど、今読み返すとすごく私の今の心にしっくりきます。 この空気のピンと張った冬の季節にはかない雪の一生とささやかだけどかけがえのない人の一生を重ねて思うのはあたたかく心が澄んでいくような気持ちです。 では、これからまたぼちぼち宜しくお願い致します。
このブログをお休みしたいと思います。
事情は様々ありますが、そのうちまたひょっこり再開すると思うので、その際は宜しくお願い致します。 毎日が「It's ALL right」なおおらかさの中、進んでいきますように。
この週末は土曜に中目会のメンバーで逗子の海に、日曜の昼に女友達とカフェでまったりトーク、夜は別の女友達とまったりトーク&演劇鑑賞でした。
本当に楽しかった。 自分の思ったこと話して、アドバイスもらって、どうでもいいバカなことやって、可愛いお洋服見て歩いて。 何て私はいい友達に恵まれているんだろうと。 私は病気をしていた期間中、自分が病気であることを告白できず、友達に対して敵対意識と劣等感を持っていてほとんどの友達と関係をしていませんでした。 でもすごく辛くて。 自分はもう友達を失ったんだな。 ひとり取り残された気分でした。 オレさまだけが頼りで、でも「あの頃は幸せだったな」と友達に囲まれてお酒を飲んでるところを思い出して泣いたりしました。 病院の先生からは「病気が治れば必ず関係は戻ります」と言われていたけど、信じられなかった。 でも、今毎週友達と飲んだり遊んだりしている。 女二人でワインあけて恋愛観語ってみたり、新卒でお世話になった先輩から「頑張ったね」と言ってもらえたり、中目会のメンバーが仲間としてまた一緒に飲みまくってくれたり、大学時代からの友人がうちの大学の学生さんの就職のために時間を作ってくれると言ってくれたり、家に遊びに行くとほっこりした時間をくれる女友達もいたり、「姉ちゃん姉ちゃん」と慕ってくれるバカな弟分の後輩がいたり、病気の時もデザインを志してた頃も知る女友達から私の口から「生きててよかった」って聞けてすごく嬉しいと言ってもらったり。 もうホント嬉しいです。 ありがとうという言葉では言い尽くせません。 こんな日が来るとは思っていませんでした。 私は友達抜きでは生きられないなーと今すごく幸せです。 病気が回復して仕事ができるようになった時も嬉しかったけど、友達関係が復活したのも同じくらい嬉しいです。 支えてくれたり、私に楽しみやパワーをくれる友達を大事に大事にしてこれからの人生生きていきたいと思います。 いいヤツになるから、これからも皆さんよろしくお願いいたします!
だいぶ前のことですが、6月のお料理教室はトルコ料理でした。
世界三大料理のひとつですが(他はフランス料理、中華料理)、ケバブ以外はふだんあまり食べないのでいちから勉強する感じでした。 でも、意外と簡単! 切って、混ぜて、焼いてで出来上がり、なのが親しみやすく、自宅でも作ってみようと思いました。 作った料理はこちら。 ![]() 何のこっちゃと思われるでしょうが(笑)、どれも前菜です。 タコスチップやガーリックトーストに載せて食べたり、ピタパンにケバブと一緒に挟んで食べたりします。 材料はこんな感じ。 フムス…ひよこ豆のペーストです。にんにく、ゴマ、レモン汁、塩、クミンなどで味付け。先生のおススメはSOLLEONE(紙パック)の煮豆。缶のにおいがついていなくて良いとのことです。 ヨーグルトルハヴチュサラタス…にんじんの千切りをヨーグルトであえたもの。ヨーグルトは市販のプレーンヨーグルトを水切りしてすりおろしにんにくと塩を加えます。そうするとチーズみたいな味になるのが不思議。 すごく簡単なのでパーティーの最初の一品にもいいかも。ちなみにサラタスとはサラダのこと。 ハイダーリ…トルコのフェダチーズにプレーンヨーグルトとドライミントを混ぜたもの。フェダチーズはオイルに漬けてあるのはよく見かけますが、今回はそうでないのを使いました。 エズメサラタス…トマトと玉ねぎのサラダ。味付けは青唐辛子、レモン汁、イタリアンパセリ、トマトペースト、ドライミント、オリーブオイル、塩。この料理での収穫はトマトペーストの美味しさに目覚めたことでした。トルコでは味噌みたいな存在でいろいろな料理に使うそうですが、トマトケチャップよりトマトの味をギュッと濃縮したようなペースト。以来はまって、今までトマトケチャップを使っていた料理にペーストを使ってこくアップをしています。最近ハマっているスープカレーもペーストを使ったほうが美味しい。いい調味料を知りました。 ![]() 左下がシシケバブ、左上がキョフテ。 シシケバブ…今回はラム肉で作りましたが、お家で作るときはビーフでもいいそう。マリネ液(トマトペースト、ヨーグルト、オリーブオイル、にんにく、カイエンペッパー、クミン、塩)に20分ほど漬けて焼くだけ。 スパイスの香りが食欲をそそりますー。 キョフテ…トルコでは定番のミートボール。揚げたりトマトで煮たりしても食べるようです。今回はシンプルにハンバーグ状にして焼きました。ふつうのハンバーグの材料にカイエンペッパーとクミンとイタリアンパセリを足したレシピです。しっかり味がついていて美味しかった! これをトマトやオニオンスライスと一緒にピタパンに包んで食べます。 ちなみにオニオンスライスの上に掛かっている粉はスマックという植物の実をすりつぶしたもの。ゆかりのような香りです。 ![]() ![]() ![]() セミドライのいちじくが手に入ったらワイン煮にもチャレンジしたいです。 ![]() いつも同じ食器も使うのに毎回作る料理に合わせて変わる雰囲気は勉強になります。 今回のトルコ料理、カイエンペッパーやフェダチーズ以外はうちの近所のスーパーでも手に入りそうなので、自分でもおさらいできそうです。 でも、以前習ったメキシコ料理もそうだけど、いろんな材料をちょっとずつ使うから、お友達や家族が来た時など大人数で食べる時のほうが作りがいがありますね。 なぜか夏はお料理教室も夏休みなのですが、次回何を作るのか楽しみです! ◆おいしい週末 ここに参加しています
今週末人生初フェスに行ってきます。
新木場の夢の島である「WORLD HAPPINESS」という1日限りのフェスです。 私、大学時代はロッキンオンやフジロックに行く周囲に体力的についていけず、都内のクラブ通いをしていたのですが、この歳になると「もうフェスとか行けないのかしら」と半ば切ない感じであきらめていたのですごくウキウキしています。 出演アーティストは(私の好きな順で)little creatures、星野源、salyu、YMO、YUKIなどなど。 YMOつながりのアーティストが多い気がします。 オレさまに星野源のCDを毎日のように聴かせ「ハナレグミっぽいでしょ」とあるようなないようなことを言って洗脳して連れて行きます(笑)。 帽子も、ノースリーブブラウスもクローゼットから引っ張り出して、ビルケンも買って準備万端です! また、行ったらレポートしますね。 そうそう、今週前半は2泊3日で私たち恒例の葉山にも行ってきました。 今回は天気が微妙だったので海はイマイチでしたが、予約がなかなか取れないという古民家イタリアンに行って最高に美味しかったのが収穫でした。 大学が夏休みに入ったのをいいことに、毎週末のように夜中まで飲み、タクシーで帰り、というどうしようもない感じになっている自分が楽しいです(笑)。 さらに先日コピーライターの先輩から「大人をサボる会」なるものに誘っていただきました。 何でも平日の昼間に競馬やったり花やしきに行ったりするみたいです。 いい大人が15人くらい賛同しているみたいで次参加するのが楽しみです。 まあ、サボるほど私働いているのかというのは別にして。 そういえば、トルコ料理教室もサイパンもいつのことってくらい前に感じるのにアップしていないですね。 忘れたころにまたコツコツアップしますのでよろしくお願いいたします。 ◆WORLD HAPPINESS website とてもショックなニュースです。 レイハラカミさんが亡くなったそうです。 40歳という若さ。 どんなオリジナルを聴いても、リミックスを聴いてもそこにはレイハラカミが居て、心地よく切なくでも芯が強く温かい世界に連れて行ってくれる、本当に素敵なアーティストでした。 いつも新しく独特の世界観を作っているのに、その機材はとっても安くて古いもの、ってところも好きでした。 いい音楽には流行りも技術も関係ないんだっていうことを教えてくれました。 もう新しい作品を聴くことはできないけれど、これから何年経っても聴き続けられ、消費されない音楽、大事にしていきたいと思います。 以前も紹介したかと思いますが、私の一番のお気に入りはアルバム「lust」の中の「joy」という曲です。 あー一度ライブで聴いてみたかったなー。 つくづく残念です。 ご冥福をお祈りいたします。 つい先日私の敬愛するDJ沖野修也さんがニューアルバムをリリースしたのでiTunesでチェック。 うーんきれいにまとまりすぎていてちょっとアクが足りないかも。 ということで、いろいろ検索していたのですが、懐かしい曲を発見。 Studio ApartmentのLove Is The Answerです。 聴いた瞬間「これはキタ!」と思う曲なんですよね。 ホントパーティー向けです。 高らかに「Love Is The Answer!」と歌っているところが最高に気持ちいいです。 答えは愛だ!って言いきっているのもいいですよねー。 Studio Apartmentはデビューした頃すごく透明感があって好きだったのですが、リリースを重ねるごとにギラギラしていって、「オレたちって最先端だろう!盛り上がるだろう!」みたいになっていって(どんな感じだ?)だんだん聴かなくなっていったのですが、初期の頃のはやっぱり今聴いても素敵です。 意外に一度もDJをフロアで聴いたことがない気がするのですが、実際フロアで聴くには「盛り上がるだろう!」みたいにされて盛り上がっちゃうんでしょうね(笑)。 雨と休日にハマっていたり、ハウス聴いたり、テレビでブルーハーツ聴いて歌詞に改めてヤラれたり、何だか歳を追うごとに守備範囲がすごい広くなっている気がする今日この頃です。 ◆Studio Apartment オフィシャルサイト
今日は学生さんの話第3弾です。
この学生さんはスーツの似合うとってもスタイルのいいスポーツマン。 キリッとした切れ長の目で顔つきも精悍です。 かなり本気で陸上部を高校・大学と続けています。 カウンセリングを説明会ですっかり忘れてしまっていた時は夜わざわざ学校に謝りに来たり、内定を2社もらった際も「早く辞退しないと他の学生に申し訳ない」「学校と提携を結んでいる企業なのに辞退して申し訳ない」とすごく律儀で誠実な方です。 内定もらってからこんなに困っている学生さんなかなかいないです(笑)。 そんな学生さんと面接対策をしていて「どんな営業になりたい?」と質問した際のこと。 「そうですねー。まず、やるからにはナンバーワンの営業マン。あと、お客様からの信頼性を一番重視したいですね。そのためにはお客様に決して嘘はつかないこと。そして自分の弱い心に負けないで結果を残すこと。自分の結果が残せて終わりではなく、後輩や会社全体を引き上げて後輩や同僚に好かれることですかね。」との答え。 また、「営業としてのライバルは?」という質問に関しては、「自分です。」と断言。 特に変わったことは言っていないのですが、一本筋が通っていて清々しいですね。 営業をやっている社会人の皆さん、ここまで潔く言い切れて体現している方はどれだけいらっしゃるでしょうか。(経験者の私も含めて) この学生さん、こういう自分を高めて、勝負の世界で戦い、仲間と一緒に成長していく経験をスポーツを通じてしているからこそこんな発言がさらっと出てくるんでしょうね。 きっと入社してからもこの強いマインドで怠けず騒がず真摯に努力を重ねていくことと思います。 私は完全な文化系ですが、こんな男に育つのなら息子が生まれたらスポーツをやらせなければ!と思ってしまいました。
週末は外出と30人分の添削で結局サイパンやお料理教室などの記事、アップできませんでした。
その前に、ここでこんどは別の学生さんの話をしたいと思います。 その学生さんチャームポイントは抜群の人懐っこさと周りを幸せにする笑顔と話術。 2月頃から私のところにカウンセリングに通ってくれていて、つい先日第一志望の業界の美容の商社(美容室などにシャンプーなどを卸す会社)から内定をもらいました。 「先生いつもいないんだもーん。」「オレ今回の面接はいけたんじゃないかと思ってるんすよねー。」「何が焦るってー来年のリクナビがオープンしていることっすよねー。」といつも軽ーいノリでカウンセリングに訪れます。 もちろん、それなりに選考で落ちたり悔しい思いもしているはずなのですが、いつも「今回はいけた」とどこからくるのか分からないポジティブ思考を持っており、悔しかったことは「オレめっちゃ凹んだんですけどー。」と素直に認める。 そしていつも、どこかふわっと軽く、明るい。 私もこの学生さんが来ると「来たな来たなー、今度はどんな話だー?」とちょっと楽しみでもあるのです。 どんな時も決して深刻にならず、でもずっと野球を続けていて勝ちにこだわる姿勢や課題を克服するマインドは持っているので、着実に前に進んでいる。 私と一時期一緒に働いていたカウンセラー(元人事経験者)は「落としがいのある学生ですね(笑)」と言っていましたが、きっとお客さんにも先輩にも可愛がられる人柄、それが認められばきっといい結果に繋がると信じていました。 そして、その内定をもらった企業の最終面接。 面接官からの質問で「うさぎとかめの話を自分なりにアレンジして話してください」というものが出されたそうです。 うさぎとかめの話といえば、競争のはなし。 どのような頑張り方や戦略を取るかという価値観や物事への取り組み姿勢を問うはなし。 この学生さんが答えたのは「うさぎとかめが競争をしました。その道中、ギャラリーでメスのうさぎが応援をしていました。うさぎはメスのうさぎに恋をしてそのまま2匹で逃げてレースにはなりませんでした。」という内容。 きっと生真面目な学生さんは、この話を通じて自分の強みや負けず嫌いなところをアピールするにはどうすればいいかと考えるでしょう。 私でもきっとそうすると思います。 でも、この学生さん、そんなところはぽーんと飛び越えて恋をしちゃったという話。 会場には笑いが起こったそうです。 そう、いい形でこの学生さんの一番の魅力が出たんですね。 きっとこの学生さんは、家族にも愛され、友達も多く、見た目もイケメンなので(嵐の相葉くん似)女の子にも人気があるでしょう。 愛情に包まれて、ほどよく頑張り無理をせず自分らしく生活しているからこそ、周りを明るく愛に溢れたものにできるのではないかと思います。 こういう学生さんがいてもいいですよね。 きちきちとPDCAサイクルを回せる学生がいいとか、課題意識が高いほうがいいとか、自立型人材がいいとか言いますが、まわりをハッピーにできる能力って素晴らしいな、学生ひとりひとりの魅力を見抜いて、それに応じたカウンセリングをしなきゃなと改めて感じました。 おめでとう! 4月から、目標の「金持ちになる!」に向けて頑張ってね。
この春学期の一番の山場を乗り越えました。
オレさまが出張で一人暮らしモードの私は眠くなるまで飲むと決め込んで家にあるお酒をかき集めて音楽に浸りながら飲んでます。 30人の学生の書類添削というまたまた持ち帰り仕事がありますが、30人の思いが詰まった書類、しっかりひとりひとりのことを思ってアドバイスしたいと思います。 もちろん、今日は飲むので明日以降(笑)。 あと、今日とても嬉しいことがありました。 大学のキャリアカウンセラーという仕事柄、様々な喜びや悔しさに毎日出会うわけですが、今日はその中でも嬉しかったかな。 私がカウンセリングをしているある学生さんが第一志望の会社の一次面接が通ったんです。 内定をもらって就職を決めて行く担当学生さんも多い中、でも私はこの学生さんの一次面接通過がとっても嬉しかったんです。 とっても行動力があって意識の高いこの学生さんは既に2社内定を持っています。 私の働く大学の学生さんならぜひ行きたいと思うような企業です。 でももっと自分らしい仕事、もっと自分にとっていい会社、言葉を借りて言えば「名の通った会社」に行きたいと思って活動を続け、週に一度私のところを訪れてもっと良くなるためにはどうすればよいか真剣に考えて努力しています。 それはけっこう競争率の高い会社ばかりで、ライバルは強豪ぞろいです。 正直私はどこか「内定までたどりつくまでは難しいのでは。でも、できるところまでやろう。」という気持ちがあったように思います。 そう、私自身うちの大学の学生さんの可能性を100%は信じ切れていなかったんですね。 最低なカウンセラーです。 でもその学生さんはたぶんダメなのではという気持ちを振り切って、可能性を信じて活動していました。 直前にも志望動機の添削をしてそこでたくさんダメ出しをして「どこまでできたかな」と思いながら面接の日を迎えました。 そして無事通過の報告。 今までの就職活動で一番嬉しかったと言ってくれました。 まだまだ満足するのは早いのですが、手ごたえを感じてくれたみたいで私も嬉しかったです。 何度も会っているのに自分を律する心が強くてなかなか弱みをを見せてくれなくて、いつもしっかりしていようという感じのする方でしたが、今日は21歳らしい可愛い笑顔をしていました。 そして何より私に大切なことを教えてくれました。 可能性を信じることの大切さです。 社会に出ると自然と自分の中で枠組みを作ってしまいます。 前にも書いたけれど、経験から推定して「このくらいだろう」と自分の努力の幅を決めてしまうこと。 私も仕事でつまづいて、病気をして、オレさまとの関係に悩んで、歳をとって、自然と「このくらいだろう」を決めていたように思います。 でも、とにかく可能性は無限だと信じてやってみること、そんなシンプルなことを教えてもらいました。 私もまだまだできることがあるのではないかと思いました。 人生をどう作るか、わたしのさじ加減や努力や考え方ひとつでどうにでも変えられると。 これから、まだ内定までは2ステップあるけど頑張りましょうね。 私にとっても大切なことを教えてくれてありがとうございます。 本当に学生さんには教えてもらうことが多いです。 他にもいろんなことを教えてくれる学生さんがたくさんいます。 その話はまだ追々アップしますね。
ご無沙汰しております。
ひと月以上放置してしまいました。 4月から始まったレギュラーメンバーとしての日々のカウンセリングの他に5月から授業の企画運営や講座などが入ってずっとばたばたしております。 平日は学校・オレさまとメシ・寝る、休日は寝る・家で仕事する・ときどき外出、の繰り返しでした。 でも今週で授業や講座関係はひと段落、夏休みも近づいてくるのでカウンセリングも減ってくれると助かるのですが…このご時世そうはいかないようです。 そんな毎日ですが、体は疲れているものの、精神は至って健やかです。 何せ学生さんがかわいくてかわいくて仕方ないのです。 11月から200人くらい会っていますが、まずイラつくことがない。がっかりすることもない。 いかにして良さをみつけるか、自信を持ってもらうか、課題を克服してもらうかを考えカウンセリングするのみ。 はじめは、歳が離れているからだろうな、と考えていましたが、どうやらそれだけではないことがぼんやり見えてきました。 それは、私が今働いている大学の学生だから、今の20歳だから、男子学生だから、就職活動を一生懸命しているという時期だから、目標があるから、カウンセラーと学生という間柄だからもあると思います。 また、私が病気を経験しているから、キャリアに悩んだ経験があるから、就職活動優等生ではなかったから、でも今いい仕事をさせていただいているからもあると思います。 かわいいかわいいっていう単純な気持ちからだけど、人生を豊かにし、人と良い関係を築き、温かく優しい心でいるためにとっても重要なことを教えてくれているような気がします。 でも、まだうまく言葉になりません。 もっと毎日カウンセリングを続ければ、もっと真剣に向き合って目標に一緒に取り組めばきっと見えてくるはずです。 それを期待して、まず今週乗り切りたいと思います。 週末はオレさまが珍しく出張。 ひとりで過ごす持ち帰り仕事のない貴重な時間なので、サイパンやお料理教室の記事などアップしたいと思います。 ![]() 本当にいろいろなシチュエーションに合いそうな豊かな音楽。「twilight」というアルバムに入っていて以前アルバムはご紹介したのですが、また改めて大好きなこの曲をご紹介。 写真は先日行ったサイパンの帰り、スコール明けの雲の合間に朝焼けの光が射して濡れた空港の地面をやわらかに照らしているもの。旅と待ち受ける日常を思いながら静かに迎える朝にも、心落ちつけたい夜にもしっくりきます。 残念ながらYou tubeはないのですが、素敵なコンセプトのオンラインショップで試聴できるのを発見しましたので、ぜひチェックしてみてください! ◆雨と休日 オンラインレコードショップ ![]() 写真はマニャガハ島のビーチ。 海がすっごく澄んでいて青くて、何にもない街だけどのんびりしていてリラックスできました。 また、いろいろ写真撮ったので追ってアップしていきます。 あー、金曜からまた怒涛の面談ラッシュがこなせるスピード感じゃなくなってます。 あと、左上の写真も変えました。 オレさまのド下手なゾウの絵から、サイパンで撮った花にチェンジです。
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